プジョーRCZ 海外製エアロの取付け 取付け方法の不安をステー製作で解消
こんにちは、レッドポイントです。
プジョーRCZのお客様よりエアロパーツの取付けを承りました。
製品は海外製ということで、多少の不安を感じながら作業を進めます。
今回はフルエアロですので、フロント、両サイド、リアの4面すべてに
スポイラーを取り付けます。
フロントスポイラーは位置出しを行って、取付け穴を開けての取付けですので
バランス感覚でうまく取付けができました。
しかし、問題はリアです。
何が問題かといいますと、取説で指定された方法では
取付け強度が不安が仕方がないという点です。
まずは位置合わせを行いながら、固定方法を考えます。
指定では両サイドに1本ずつのネジ留めに、センターはなんと両面テープ?
これでは絶対に走行中に脱落してしまいます。
ですので、ステーで吊り下げて固定する方法を考え、部品作りから始めました。
ステンレス製のチューブを切り出し、内部にナットを仕込み、
バンパーの内側からボルトで固定します。
バンパー下部の斜めになっている部分にステーが付きますので
内側には角度を合わせるために斜めになったカラーを製作して仕込みます。
完成すると見えない努力が必要な作業になりました。
これでしっかりと強度のある固定ができました。
こうした作業時に不意に発生する難儀は、海外製エアロにはよくあります。
国内企画・国内生産品ですと、出来も良く悩むことも少ないのですが、
やはりお国柄というべきでしょう。
うまく完成し、お客様にもご満足いただけることでしょう。