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W202型初代メルセデス・ベンツCクラスのABS修理 メーカー廃盤のため修理で対応


こんにちは、Jスクエアの永井です。
メルセデス・ベンツのW202型・初代C200のお客様がABS修理で来店されました。

お客様曰く「ディーラーで診断をしたが、この型のC200のABSユニットは部品供給が終了していて、
対処できないと言われた」とのこと。そんなときにJスクエアではオーバーホールできると知り、
相談に来られたとのことでした。
 
 

診断


メーターパネル内のABS警告灯が点灯していました。
 


こちらのクルマではOBD16ピン端子ではなく、丸形の38ピンのインターフェイスを使用します。
 


入力されていた故障コード

  • C1304 リヤアクスルソレノイドバルブ圧力保持
  • C1305 リヤアクスルソレノイドバルブ圧力減少
  • C1200 ブレーキランプスイッチ
  • C1300 左フロントソレノイドバルブ圧力保持
  • C1302 右フロントソレノイドバルブ圧力保持
  • C1301 左フロントソレノイドバルブ圧力減少
  • C1303 右フロントソレノイドバルブ圧力減少
  • これらの修理は、基盤修理およびブレーキランプスイッチの交換で対応できます。
     
     

    ABSユニットの取り外し&修理


    電源カプラーとボルト4本を外すとABSユニットの基盤を取り出すことができます。
    今回、こちらのユニットを修理します。
     


    丸い部分が今回入力されていた故障コードのソレノイドバルブ電磁コイルです。
     
     

    ABSユニット修理後の再診断

    ABSユニットのオーバーホールが済んだら、再度診断します。


    ブレーキランプスイッチの不具合が残っているので、ブレーキランプスイッチを交換します。
     
     

    ブレーキランプスイッチの交換


    宇運転席足元のカバーを外し、ブレーキランプスイッチの交換をして修理完了です。

    ブレーキランプスイッチの故障でABS警告灯が点灯する症状には、
    ・ブレーキを踏んだ時にランプ点灯
    ・走り始めた時に点灯
    といったパターンがありますが、走り始めに点灯の場合は、スピードセンサーも
    疑われるので、診断機での判断が必要です。
     
     
    メーカーからの部品供給が終了してしまうと、場合によってはお車の乗り換えも必要になりますが、
    修理での対応が可能な場合もございます。少し旧い車種の場合もあきらめずにご相談ください。

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