TESファクトリーの富澤です。
1988年式のランチア・デルタの修理させていただきました。8Vと言うタイプですね。
スタンドで給油時にガソリンが漏れてくる。困った事に定番の事例ですね。ただ、L31デルタシリーズ自体が製造が1994年で終了しているので殆どのお車が対策済みでしょう。この固体はしばらく動いていなかったみたいで、しばらくぶりに動かした様です。
修理はガソリンタンクの脱着をしなくてはいけませんが、その前に満タン近く入っているガソリンを抜いての作業です。
ガソリンタンクのエアー抜きのホースが差し込まれているフィッティングのネジが割れています。それでフィッティングが緩み満タン時に漏れます。このネジプラスチックなんです。
デルタで有名なイワセさんの製品で真鍮製のフィッティングに交換しました。3箇所あります。
ガソリンタンクをつけて満タンテストをして納車となりました。
しばらくぶりに走らせたり、新たに手に入れた方はこういったところにも気を配ってあげて下さい。