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996型ポルシェ911カレラ オイル漏れ修理/ボルト変更/接合面清掃/シーリング塗布

メッツスピードの鞍貫です。

本日は1998年式996型ポルシェ911カレラのオイル漏れ修理を進めています。

996型からエンジンもボディデザインも刷新された911ですが、オイルサンプシステムもドライサンプ方式からウエットサンプ方式に変更になりました。

クランクケース下端にA3サイズ程の大きなアルミのオイルパンがつきました。

従来911系のドライサンプエンジンは低いエンジン搭載位置で低重心化してもオイルパンが無いのであまりエンジンをぶつけることはなかったのですが、

996になりウエットサンプエンジンながら、なかなかに低重心に収められたエンジンが意外と擦れている車両を見受けますね。

今回の996も擦った跡があり、その際にオイルパンの蓋を止めているボルトを削りながら緩めてしまったようで結構な量が漏れていました。

こうなると締めなおしてもオイル漏れは止まりません。エンジンとオイルパンの間にオイルの膜がはってしまい一度綺麗に清掃してから組みなおさないと止まりません。

今回蓋の固定ボルトも削れて工具の噛みが甘かったので後期型のボルトへ変更。

接合面は綺麗に脱脂し、オイルパン用のシーリング剤を塗布。

一晩乾燥させてオイルを入れてみて漏れがなかったので完成です。

996もサスペンションが経年劣化で車高が下がっている車両が目立ってきました。

運動性能回復とオイルパン保護の為にもリフレッシュが必要かもしれませんね!

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