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ランドローバー・ディフェンダーにノックスドール施工 作業中のケガに注意・・・



こんにちは、羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
昨年末にお問い合わせいただき、半年近くお待ちいただいて、
ようやくノックスドール施工でお預かりとなったランドローバー・ディフェンダー。

「これからも長く乗り続けたい」というお客様、ノックスドール#900をメインに施工、
そして走行時のロードノイズが気になるということで、ノックスドールのオートプラストーンを
塗布して欲しいとのご希望です。


クルマのフロアやホイールハウスを確認すると、 鉄パネルに最低限度の塗装のみという仕上げで、
なるほど、これは走行ノイズがすごいだろうな〜と想像できる仕様です。


フロア部は平面が多く、アンダーコートも吹き付けられていないという仕様なのですが、
コンディションとしては悪くない、良いボディでした。

プラスティックのカバーを外すと、フロアはホントに鉄板むき出しのまま。
これでは乗っていてもロードノイズ拾いますね・・・


付属品の取り外しとマスキングを済ませ、ノックスドールの塗装を始めます。

塗装を始めるにあたり、塗料が作業着や身体に付着してしまうので、着替えをするのもこの作業の一つ。
専用の作業着、雨ガッパを着て、帽子を被り、防塵マスクとヘッドライトを装着。
・・・と作業をするにもひと準備なので、集中して行いたい作業です。
 
 
午前中に1回目の塗装を済ませ、お昼ごはんを済ませ、午後のこと。
14時30分に納車のお客様がご来店とのことでしたので、納車が終わってから作業に集中・・・
と思っていたところ、なかなか来られなかったので、


「もう、作業始めちゃえ」とばかり着替えて準備をして、塗装を始めると、
「お客様がいらっしゃいました〜」
自分の段取りの悪さを恨みつつ、マスクを外し、作業着を脱いで、お客様への引き渡しを済ませ、
もう一度塗装衣装を着て、気を取り直して作業再開!

テキパキと作業を進めて、フロアへのノックスドール塗装が終わりそうなタイミングで、
「ゴ〜〜〜ン」と頭に激痛が走る!

リフトで上がったクルマを下側から塗装するという、足場の悪い環境での作業です。
慣れているとはいえ、時間に追われて焦ることが事故を生むのです。


頭をぶつけたのは、リフト内の「中リフト」と呼ばれるリフトのちょっと尖った部分。
頭頂部がバックリ切れて出血もおびただしい・・・

だからといって、「今日はもうおしまい」というわけにはいきません。
納車の予定も決まっているので、ちょいと近くの病院まで走って、
頭のてっぺんを3針ほど縫ってもらいました。

 
 


病院から戻ったら、晩ご飯を食べて作業再開です!
助手付きで・・・


オートプラストーンを塗っていってもらいます。


「手でヌターっと塗るのだよ」と作業を横から指導します。そうそう、よかよか。
優秀な助手の働きもあり、本日の作業は終了。翌日に備えて、剥がせるマスキングを剥がしたりして
段取りをしておきます。
麻酔が効いていたおかげで、作業が終わるまでは痛みも我慢できる程度でした。
当分、頭も洗えないのがツラいですが、続きはまた明日。

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