アウトビアンキA 112ノルマーレ ステアリングラックガタ原因/ダンパー固着発見
SEEの西城です。
こちら珍しいアウトビアンキA 112ノルマーレ。
先日チラッと紹介したアウトビアンキA 112の作業を開始します。まずは外装レストア済みのノルマーレのほうからです。前もって下回りの点検をしておいたのですが、ステアリングラックにガタがあるのと、右リアサスペンションが異様に硬い点をなんとかします。
降ろしたステアリングラック
まずラックを見てみます。急がば回れで降ろしちゃいました。
ラックエンドジョイント
ラックエンドジョイントはX1/9の74年式とかと同じ分解式の物です。右側が緩くなっていますがガタが出るほどではありませんでした。左側は問題無い感じです。てっきりこのジョイント部分でガタが出ているかと思ったのですが違いました。となると例のカラーが割れているくらいしかないのですが、割れていたらもっと大きくガタが出るのですが、そこまで大きなガタではないのです。
例のカラー部分
見ると奥に樹脂のカラーっぽいものが見えます。そのカラーっぽいのは割れてはいないのですが、ラックとのクリアランスが大きすぎます。微妙なガタはこれが原因のようです。しかもこのカラー、針金的な金具で留められています。要交換です。
外した右リアショック
お次は、硬い右リアサスペンションの原因を探ります。まずショックを外したら、ショック自体が縮みません。シリンダ内でピストンが固着しているっぽいです。アッセンブリで交換予定です。明日は出ないウィンドウォッシャをなんとかする予定です。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07