フィアット850スパイダー 登録改善作業/ミッションマウント交換
SEEの西城です。
フィアット850スパイダー。
引き続きスパイダーの作業です。電気関係の作業は終わらせたつもりだったのですが、ETCを取り付けるための電源線を出しておいて欲しいとのことで追加しました。
追加した電源線
バックアップランプの電源を取る時に追加した線から取り出しました。そういえば、ハザード機能を追加したときのスイッチをどこに付けたか書いていませんでした。
ハザードスイッチ
ワイパーのレオスタットの下で、ブロワファンの上あたりです。ブラケットはそこいらに転がっていたエーモン謹製の物を使いました。高さが足りなくてダッシュボードに隠れてしまうのでL字アングルを追加して取り付けました。スイッチは850スパイダーのダッシュボードに付いているコーテシーライトスイッチの中古の予備が手元にあったのでそれを使いました。銘板も後期型の同車のハザードインジケーターのものを使ったので純正然としていますか?していますよね。
ミッションオイルのドレンボルト
電気関係が終わったので油脂類の交換です。エンジンオイルはスーパーキレイだったので、多分、イタリアから送り出される前に換えてくれたようです。もったいないのでそのままにします。クーラントもレストア作業の際に交換してくれたようでキレイなので、やはりそのままにします。ブレーキフルードも汚れてはいなかったのですが、エア抜きも兼ねて交換しました。全ての油脂類がキレイなのでミッションオイルもキレイだろうから換えなくても良いかなと思って、フィラーから量だけ確認しようと思ったら全く触れないくらい少ないです。もしかしてミッションオイルは換えてないのかと思いドレンから抜いてみたら真っ黒なオイルが出てきました。念のため見ておいて正解でした。今回はGL4相当の普通の75W-90のマルチパーパスタイプのオイルを入れておきました。
割れたミッションマウント
ミッションオイルの交換の際に滲んだオイルを拭いていたら、ミッションマウントが割れているのに気付きました。850ではあるあるネタで、何台も見ています。あるあるですし当然予備の部品もストックしてます。
上が新品で、下が割れた物
まだこれくらいですと運転していても割れていることに気付かないですが、さらに割れてくるとシフトが入りづらくなっていき、最終的にはシフト操作ができなくなります。
新品のマウント
新品のマウントを取り付けました。予備の部品が有って良かったです。
ナンバーステー
最後はナンバーステーの取り付けです。オリジナルのナンバーステーの上に日本用のナンバーステーを付けるという方法を採用しました。日本のナンバーを付けてしまうと元のナンバーが殆ど見えなくなるのですが仕方ないです。
フロントはバンパーの下に吊り下げますが、適当な金具が無いので用意してから取り付けます。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07