S 124型メルセデス・ベンツE 320 車検整備/タペットカバーパッキン/ドライブベルトテンショナ交換
SEEの西城です。S 124型メルセデス・ベンツE 320。
車検でお預かり中のS124。待ちになっていた部品が届いたので作業再開です。
タペットカバーの取り外し後
まずプラグホールのオイル溜まりの対策のため、ペットカバーを外します。継ぎ目やコーナーの部分に液体ガスケットが塗られているためキレイに掃除します。
タペットカバー
ガスケットがはまる溝の部分をキレイに掃除して新しいパッキンを取り付けて組み戻します。劣化したプラグホールの丸いパッキンだけ交換というわけにはいかないのが面倒です。
ドライブベルトテンショナー
お次はドライブベルトのテンショナーの交換です。コイツを外すためにファンやらウォーターポンプのプーリーやらパワステポンプのプーリーやらなんやらを色々外さなくてはなりません。新品と並べてみましたが、テンションを調整するロッドの付いている角度が全然違ってます。左の状態になるとロッドがこれ以上押せなくなります。
アイドラプーリー
ついでなのでアイドラプーリーも交換します。古いほうは回すとシャーとか言います。新しいパーツは重く回ります。
テンショナダンパー
テンショナのダンパーも交換します。古いほうはブッシュのカラーが抜けちゃっています。
ブッシュ部分
ゴムのブッシュが割れています。カラーが遊ぶと異音の原因になります。
エアクリーナボックス
テンショナやアイドラプーリを交換してベルトを張った頃にはタペットカバーの液体ガスケットも固まっているので組み戻します。今回は新品のエアフィルタエレメントを入れるのでボックスも一度外して中を掃除します。葉っぱやら埃やらで結構汚れてました。
新しいエレメント
新しいエレメントを取り付けてエアインテーク類を戻したら完成です。
出来上がり
6気筒はラジエタとのクリアランスが少ないので、ベルト周りの作業が結構大変です。ロアアームのボールジョイントのブーツ交換とアンテナの修理はまたこれからです。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07