フィアット850スパイダー 高速ブレーキング/ハンドル取られ/ブレーキ調整
SEEの西城です。
フィアット850スパイダー。
高速でのフルブレーキングで結構ハンドルが取られるとのことでブレーキの調整をします。
リアはドラムでシューとのクリアランスの調整が手動なので、4か所の当たり具合が同じようになるように調整しました。元々、そこまで左右差は無かったのですが念のためという感じです。
フロントキャリパー
フロントキャリパーも特に目立った左右差は無かったのですが、念のため一度バラします。実は前期型のキャリパーのピストンは、組む時に向きを合わせる必要があるのですが、左右の向きがバラバラな上にマークも無くなっているので、ピストンの向きの確認も兼ねてます。多分レストアの際に一度オーバーホールされたようで、シリンダには磨いた跡があります。
キャリパーのピストン
ピストンには錆による腐食などありますが、とりあえず漏れは無いのでそのまま使います。調整用のボルトがピストンに付いています。
ブレーキホースクランプ
このクルマにはブレーキホースを留める金具が付いていなかったので、手持ちの中古品を付けます。ステアリングを切った時の力でホースが引っ張られてバンジョーボルトが緩むことがあります。以前にそういう事例がありました。
クランプの取り付け
キャリパーを元に戻してエア抜きをしてブレーキの効きを確認しましたが特に問題は無い感じです。今日は雨で外での走行テストができなかったので、フルブレーキングのテストは後日行います。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07