2代目フィアット・パンダ ギアシフトケーブル交換
SEEの西城です。
2代目フィアット・パンダの部品が届いたので交換します。エンジンルームは急がば回れで、エアクリーナボックスとバッテリ周りを外しました。シフトレバー周りもカバー等全て外します。
お疲れさまのケーブルアッセンブリ
今回は1本のケーブルが渋くなっていたのですが、ゴムのグロメットごと2本のケーブルがアッセンブリになっているので丸ごと交換します。
錆びて固着していたボルト
また錆で固着していたボルトです。錆を落として、ダイスでさらって、アンチシーズを塗って戻しました。
ちょっと変わったボルト
交換作業はDIYでもできると思いますが、道具を揃えるのが面倒な感じです。このボルト、ぱっと見トルクスのように見えますが、普通のトルクスではありません。トルクスのビットでも回せないことはないですが、今回のように錆びて固着していたりすると確実にナメます。他にも普通のトルクスやヘクスのネジが使われていますし、普通のプラス頭のネジに見えて実はポジティブドライブという頭の十字ネジが使われていたりします。
新しいケーブル
新しいケーブルを元通りに通したら、バラしたものを組み付けていきます。
ダストブーツ
古いケーブルには付いていませんでしたが、新しいパーツにはダストブーツが付いています。多分、ケーブルの動きが渋くなるトラブルが頻発したためにブーツを付けることになったのではないかと思います。
室内側終了
バラしたレバー類や内装を戻して、室内は終了です。
エンジンルーム
エンジンルームも、外したエアクリーナボックスやバッテリ周りを戻して終了です。交換後はシフト操作が元通りに軽快になりました。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07