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シトロエンGS 試走、燃料漏れ判明、すぐに修理

SEEの西城です。

シトロエン GS

出来上がったはずのGSですが、昨日、試走も兼ねてGSで帰宅して今朝、オーナーさんの家に寄って納車の予定でした。しかし着いてお渡ししようと、ふと下を見たら、漏れてます。他にも試走の際に気になった点がいくつかあったので、納車せずそのままお預かりとなりました。

例の4 wayユニオン付近

工場に着いて見たところ、また右リアのサスシリンダの辺りから漏れてます。リターンホースを抜いて口で吹いてみましたが、全く吹けません。途中の経路が細いせいか、結構な圧をかけないとタンクまで戻らないようです。経路から一度LHMを出し切ると普通に吹けるので詰まってはいないようです。困りました。また軽く掃除したので様子を見ることにします。

で、4 wayユニオン付近ですが、また少し漏れてました。先日換えなかったホースから滲んでいます。横着するなということです。もう1本も交換しておきました。後で燃料ホースを交換した時に気付いたのですが、ヒーターのダクトを丸ごと外せば、エンジンルームの上側からここに簡単にアクセスできたのでした

お疲れさまの燃料ホース

試走の際に、時々ガソリンの臭いが気になりました。しないときはしないのですが、しだすと結構臭います。ある程度走ってから臭うので、キャブがオーバーフローするのかなとか思いましたが、念のため燃料ラインを調べたところ燃料ポンプに入るホースの途中に亀裂が入っていました。エンジンルームが暖まると色々膨張して亀裂からガソリンが漏れるっぽいです。このホース、普段はダクトなどの陰で見えないので、劣化に気付きませんでした。

交換したホース

熱のこもるところにあるので、劣化して割れたりするようです。念のためガソリンタンク付近のホースとフィルタも交換しておきました。

お疲れさまの燃料ホース他

こちらは漏れてはいませんでしたが、多分一度も換えられていないっぽいですし、だいぶ硬化していたので良い機会だったと思います。50kmくらいしか乗っていないのに燃料計の目盛りで1/3くらい減っているので、結構漏れていたようです。交換後はガソリン臭がしなくなりました。

他にも駆動系から色んな音がしたりするので、とりあえずホイールベアリングとかCVジョイント辺りをやらなければならない感じです。ミッションからもオイルが滲んでいますし内部のベアリングからも音が出ているかもしれないので、もしかしたらミッションを降ろすことになるかもしれません。とにかく色々な音が出てるので、一つずつ消していかないと原因が分かりづらい感じです。

10年ほど冬眠していたのを復活させ、とりあえず車検を通した状態で購入したクルマですが、快適に乗れるようになるまではとても長い道程となりそうです。今のところエンジンの中とブレーキ周り以外、全ての箇所に手を入れてる感じです。

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