ニッサン・ティアナ エアコンコンプレッサー交換、冷媒の量も大切
SEEの西城です。
ニッサン・ティアナ・
エアコンのコンプレッサーのクラッチが大変なことになっていたティアナですが、午後に部品が到着したので作業を進めます。
新旧コンプレッサー
冷媒サイクル内の圧力を抜いてから、古いコンプレッサを外します。今回、お客様の予算の都合で新品ではなく、リビルドのコンプレッサを使用しました。リビルドとは言っても、日産パーツから取り寄せたので心配はありません。
パイプ
コンプレッサーから外したパイプの先には、シーリングのためのOリングが付いているので必ず新品に交換します。今回はコンプレッサに付いてきました。
取り付け終了
コンプレッサーの脱着は、さすが国産、特に大変なことはありません。ただ、パワステポンプのベルトの交換がちょっとだけ面倒でした。ポンプの固定ボルトが裏側にあるのに気付かずに表側の関係の無いボルトを緩めてしまったり、その裏側のボルトも結構硬く締まっていたので緩めるのに緊張感がありました。
コンプレッサー
ベルトの調整は2本とも、調整ボルトを回して行います。初期伸びも考慮して結構パンパンに張ります。ベルトも今回は安心の純正品を使用しました。極々稀に、社外品を使ったことでベルト鳴きが止まらないということがあるので…。最終的にベルトのたわみ具合を確認してからライナー類を戻してタイヤを付けます。
コンプレッサの真空引きを1時間くらい行い、その後1時間くらい放置して漏れの無いことを確認してから冷媒をチャージします。規定量は500gですが、ゲージで圧力を確認しながら適切な量を入れました。冷媒は多く入っているほどエアコンの効きが良いと思っている人がたまにいますが、入れすぎると圧力が上がりすぎてコンプレッサが止まるため、逆に効きが悪くなります。少なすぎても圧力が上がらずに効きが悪くなります。システムに問題が無ければ、規定量の7割以上くらい冷媒が入っていれば、規定量ギリギリまで入れなくても充分効きます
試乗してみて問題が無ければ納車の予定です。
-
フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07