ロータス・エミーラのデザインについて語られています。

スーパーカーのようなルックスを持ちながら、スポーツカーとしてデビューするロータス・エミーラ。
多くの人が一目惚れするのも納得ですね。

動画の下に簡単な日本語訳も書きましたので、ぜひ映像と一緒にお楽しみください。

ロータス・エミーラの走りに見合ったデザインであることを重要視しました。
スポーティかつ俊敏な見た目でありながら、柔らかく流れるような表面にはくっきりとしたラインが走ります。

エミーラのデザインで目指したことは、スーパーカーの魅力をフォルムで表現し、スポーツカーというカテゴリの中で作り上げることでした。
モダンであり、美しく、印象的で、見ているとワクワクするような、またロータスであることが分かるようなものにしたかったのです。

エキゾーストの内側にあるパーフォレーション（穿孔）は、ロータスバッジの中央部（ロゴの△の部分）を模倣しました。
※動画の45秒～をご覧ください。細部へのこだわりには思わず「おぉ…！」と声が出ました。

スポーツカーをデザインする上でホイールは非常に重要です。
なぜならば、それが車のスタンスや存在感を表現するからです。

「ハンチ」とはフロントとリアのホイールアーチのことです。
この車の走りや、外観を表現するためには、大きな猫が今にも飛びかかろうとしているかのように、加速しているかのように見えなければなりません。
空気を切り裂くような雰囲気が良いでしょう。

しかし最終的には人々が車を見たときに「運転が楽しそう」「俊敏そう」「生き生きしている」と感じることがとても大切です。