フィアット128ベルリーナ イタリアから来た、エンジン修理
SEEの西城です。
フィアット128ベルリーナ。
ちょっと前にイタリアから輸入されたクルマです。当方で車検を取って登録までする予定だったのですが、現オーナーさんがそのまま現状で購入されました。その後ご自分で登録をして乗って帰ったその日の夜にエンジンが壊れてしまったとのことです。オーナーさんが自分で直す予定だったのですが時間が無く、当方に依頼されました。
腰下
壊れた原因はタイミングベルトのコマ飛びで、バルブがピストンに当たってしまったようです。さらに運が悪いことにミッションの中のシフトゲートが壊れてしまったようで、ミッションも修理しなくてはなりません。
ピストンとか
エキゾーストバルブに曲がりがあるようで、圧縮を計ったら低かったです。ピストントップにもバルブが当たった跡があります。ただ、そこまで激しく当たった訳では無く、バルブの曲がりも測定しないと分からない程度のものです。ですので各部の測定をして問題のないことが確認できたので、腰下はピストンリングの交換程度で済みそうです。
カム山
なぜか一番のカム山だけ削れたような跡があります。カムシャフトは交換します。バルブも新品に交換します。必要に応じてヘッドの加工も行う事になるかもしれません。少々時間がかかりそうです。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07