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フォルクスワーゲン・ビートル 車検整備、ホーン修理

SEEの西城です。

フォルクスワーゲン・ビートル。

車検とちょっとした作業で入庫です。まず車検を通すためのチェックをしたのですが、ウォッシャが出ない・右サイドマーカーが点かない・ホーンが鳴らないという問題がありました。ウォッシャは後付けの電動ポンプのスイッチ内部の接触不良でした。しつこく押していると出ました。

サイドマーカー

サイドマーカーは本体が錆で破断してました。銅板か何かで補修しようと思ってます。それにしてもシンプルなバルブホルダです。

ステアリングシャフト

ホーンですが、ボタンを押しても鳴らないのでハンドルを回したりしてたら鳴りっぱなしになってしまいました。ホーンボタン部分で押されっぱなしになっているとか配線がショートでもしてるのかと思ってバラしたのですが、どうもそんな感じではないようです。

コラムスイッチ

このクルマは77年製なのですが、もっと前のモデルはステアリングシャフトにカーボンブラシを当てたりしてホーンの電源を通していました。このクルマの年代は普通のクルマと同様にステアリングホイールのハブ部分に銅板のブラシを当てています。銅板のブラシはコラムスイッチに付いているのでバラして見てみましたがショートはしていませんでした。そもそも、なぜかコラムスイッチを外しているのにホーンが鳴りっぱなしのままです。コラムスイッチに来ているハーネスもチェックしましたが、ハーネス自体は問題ありませんでした。

ホーンリレー

コラムスイッチからの配線を辿っていくと、途中から配線が継ぎ足されていて、その先はこの宙ぶらりんのリレーのコイルに繋がっていました。多分後付けされたものだと思うのですが、固定されていないうえにコネクタ部分がむき出しなので、ボディに触れてリレーがONになったままになってしまっていたようです。プラス側の配線のコネクタも剥き出しなので、大変危険です。ちゃんと固定してコネクタも絶縁しようと思います。今日はトラブルシュートだけで終わってしまいましたが、修理の作業をする予定です。

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