ポルシェ993ターボ、RUF製THRコンバージョンキット装着車、三世代に乗り継がれているポルシェ356SC、その作業内容は、、
メッツスピードの鞍貫です。
本日はポルシェ993ターボ、RUF製THRコンバージョンキット装着車と一家三世代乗り継がれているポルシェ356SCの作業を進めています。
先ずは993ターボですが、とても綺麗にかつ丁寧に乗られているコンディションの良い車です。
整備する側としても嬉しくなる一台ですね。
今回は車検整備での御入庫です。
油脂を全て交換し、ブレーキ、タイヤ、足回りやAWDなのでフロント駆動系も含めゴム類のコンディションやオイルの滲み等総点検していきます。
2年間での走行距離も短かったので上記点検項目はグッドコンディション。
唯一、ミッションケースを覆うアンダーカバーにクラックが見つかり、この手の部品は今後いつ欠品するか不安でしたので交換とさせて頂きました。
案の定国内在庫1つ。間に合ってよかったです。
THRコンバージョンの内容ですが、カムやキャタライザー、タービン加工やECU等多岐に渡りチューニングされているとの事です。
STDで409PSの993ターボを490PSにスープアップ。
流石のRUF、排気ガスもクリーンですしチューンドなのに乗り易い。
コンディション、仕様共に素晴らしい一台ですね。
さてお次はこちらでも度々紹介しているポルシェ356CS。
実は三世代で乗り継がれている思いの詰まった一台です。
今回はシートのおかわり交換とステアリング周りの遊び過大修理です。
車は乗ってナンボのオーナー様、シートは純正を保存して雰囲気を壊さないコブラ社製のクラブマンシートをチョイスされていましたが、
クッションの加水分解でシートが板になってしまい、今回シートのおかわりオーダー頂きました。
シート交換は無事に終了なのですが、ステアリング遊び過大は難点です。
ボールナット式のステアリング機構なのですが、主要部分のボールナット部が減ってしまいガタが発生していました。
タイプ1ビートルならば社外部品などのチョイスが簡単ですが、当然純正部品はないので社外部品を大捜索中です。
年内納車を目標に地道に捜索を続行致します。
今年も有難うございました、また来年もどうぞ宜しくお願い致します。
※冬季休暇のお知らせ・・・・2021年12月31日~2022年1月6日まで冬季休暇とさせて頂きます。ご不便お掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
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