フィアットX 1/9 クリスマスプレゼントはオリジナルのシート
SEEの西城です。フィアットX1/9
もうクリスマスですね。クリスマスプレゼント的な物がやってきました。
年式違いのイス
自分の1974年式のX1/9ですが、20年以上前に燃えてまして、その際にシートも燃えてしまいました。この画像のシートは1977年くらいの年式のX1/9に付いていたもので、燃えたシートの代わりにずっと使っていました。燃えたオリジナルのシートは、いつか張り替えてもらおうと思っていたのですが、去年の夏頃に内装屋さんにお願いしていました。1年半ほど経った昨日、それがついに出来上がって来ました。
オリジナルシート
ちょっとシワがあったりしますが、中のスポンジまで燃えてしまったりしたので、ここまでにするのが大変だったそうです。面倒な作業だったのに大変お安くしていただいてありがたいことです。模様の入っている背中と座面部分の素材は、燃えたオリジナルの物から切り出して使ってもらい、その周りの部分を新調してもらいました。やはり74年式にはこのシートがしっくりきます。できればリアのバルクヘッドの内装もオリジナルに戻したいところです。
お疲れちゃんの背中のラッチ
74年の途中から、リクライニングのラッチがこの形のものになりました。どちらもアルミの鋳物なのですが、レバーの爪が負けて折れてしまいます。自分のも折れていたので、後の年式用の物と交換しました。レバーはアルミのままですが、受けの方はプラスチックになっているので、爪が折れにくくなっています。
レバー2種
左が74年式に付いていたもので、右がその後の年式に付いていたものです。ちょっとわかりずらいですが鋳肌が全く違っていて、74年式の物は鋳肌がキレイです。初期型は細かいところに良いものが使われていたりします。ちなみに74年式でも途中からこの形式のラッチですが、それよりも前の年式はもうちょっとシンプルなラッチが使われています。
使っていたシート
X1/9のシートと入れ替えで、850スパイダーのシートの張り替えをお願いしてきました。出来上がってくるまで、今までX1/9に付けていたシートをとりあえず付けておきます。後継車であるX1/9のシートはそのまま850スパイダーに取り付け可能です。850スパイダーの後期型の850スポルトスパイダーはX1/9のようなハイバックのシートなので、見た目はともかく、座った感じには違和感がありません。850も早く仕上げてあげたいです。
-
フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07