ホイールリペア ダイヤモンドカット仕上げの再加工 クリアは粉体塗装で
こんにちは、クレバートリックです。
日頃オーナー様が触れる部分として、劣化が気になる車の内装補修を手がける弊社ですが、
クルマを使用していて傷を付けやすい部分として、アルミホイールのガリ傷の修理についても
ご相談をいただく機会が多くあります。
スーパースポーツカーやプレミアムサルーンのホイールに多く採用されているのが、
『ダイヤモンドカット』と呼ばれるNC旋盤による切削仕上げのもの。
CDの盤面のように虹色に輝くフィニッシュのホイールです。
しかしながら、右の画像のように、ダイヤモンドカットホイールを部分的に補修すると
切削・研磨の仕上がりの違いが光沢の違いとして継ぎ目のように出てしまいます。
というのも、ダイヤモンドカットはアルミ母材をコンピュータ制御の旋盤で切削しており、
その切削面はレコード盤の溝を数倍細かくしたような配列で処理されています。
表面が虹色に光るのはそのためです。
傷を手作業で削った切削面では、旋盤仕上げのそれとは違いがあり、
それが色違いに見えてしまうのです。
補修する作業者は皆、苦戦して変色の継ぎ目を目立たぬように対応します。
ホイール外周を一周削ったり、色を塗ってみたりなど。
そういったことから抜本的な補修方法として、製造時の製法に立ち戻り、
再度NC旋盤にて再加工する方法が世界的にも主流となりました。
弊社では自社のコンセプトに沿った修理として、
専用のNC旋盤にて再加工し、クリア塗装も製造時に立ち返る意味で
強靱な塗膜のパウダーコーティング(粉体塗装)で仕上げを行っています。
補修方法は予算や仕上がりなど重要視するものに合わせて多種多様で良いと思います。
ただ、補修方法の違いに関しては、皆様に違いを少しでも理解していただきたく
ご案内申し上げました。
ご興味のある方は、ぜひご相談ください。
ホイール補修の事例に関しては、下記ページにてご覧いただけます。
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クレバートリック
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