シトロエンCX LHM漏れ、ホース抜け、工夫して
SEEの西城です。シトロエンCX。
フジテレビのことではありません。どこかからLHMが漏れているということで入庫です。自走で来られたので、それほど激しい漏れではなさそうです。
LHM跡
1度の駐車でこれくらい漏れます。これくらいの漏れの場合、一番最後のオーバーフローリターンからの漏れの可能性が高いです。それほどひどい漏れではなくても、度重なると頻繁にLHMを補給しなければならなかったりします。今回もエンジンをかけっぱなしにしてもワーニングランプが点きっぱなしになったり、車高の上げ下げをしてたら全く車高が上がらなくなったりして焦ったのですが、LHMのレベルが極端に低くなっていました。タンクにLHMを補給したところ、2.5Lくらい入ってしまいました。
漏れの箇所
漏れ跡の位置的にスペアタイヤが置いてある辺りだったので降ろして見てみました。完全に1本、ホースが抜けています。ゴムの四角いユニオンなのですが、5本のホースがつながるようになっています。そのうちの1本の口が裂けていて、そこに挿さっていたパイプが外れていました。まだきちんと探してはいませんが、こんな特殊なパーツは多分入手できないと思います。
処置
外れている接続口には元々4mm外径のパイプが挿さっていたようなのですが、既に先人によってパイプの代わりに、通称『タケノコ』が取り付けられていました。そのタケノコと4mmパイプとの間を汎用の内径4mmのホースでつないだようです。幸いこのラインには全く圧力はかからないので、手持ちの外径4mmのシリコンホースを内径4mmのシリコンホースに挿して、接続ホースを作りました。各接続部のクリアランスがイイ感じにぴったりなので、簡単には抜けないですし漏れそうにもありません。オリジナルの状態でも、ホースは挿してあるだけで、ホースバンド的な物で留められているわけでもありません。これで少し様子を見てみます。これでダメなら、何か適当な材料で5wayユニオンを作ることにします。
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非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07