シトロエンBX19 TRD なんと希少ディーゼル、点検整備、不具合修正
LHMオイル漏れで点検入庫。
ディーゼルでマニュアルミッションです。
調子が良ければ魅力的なクルマです。
いつも言っておりますが、基本ディーゼルはお受けいたしておりません。
その心は 「ちゃんと整備修理ができません」 です。
このBXも断り続けましたが、どこも受けてくれないとの事でやむなく・・・
室内の天張りのモールが変形して垂れ下がっていました。
まずこの状態だと継続車検で難しい状態です。
まあ~何とかなるだろうと楽観的に考えて購入するのかもしれませんが、何とかするのは
大変な事です。
幾ら掛かっても良いと言うのなら話は変わってきますが・・・
熱を掛けて修正しました。
エンジンを始動するとバッテリーマーク(チャージランプ)が消えません。
テスターを当ててみると電圧が低いです。
一度回転を上げてあげると消えて電圧も上がり安定します。
アイドリングが低いのでそれが原因かと思いアイドル回転を上げてみましたが、
最初の始動時は同じ症状で一度回転を上げるまでチャージランプは消えません。
オルタネーターを交換する必要がありそうです。
調子は悪く、ディーゼルなのに下のトルクは無く、回転も吹け上がりが悪くもたつきディーゼルの利点を全く感じられない状態でした。
私も本来がどんな物か判らないので経験値で色々と調整してみましたが、とりあえずお預かりした時よりは調子よくなりました。
オイル漏れはLHMリターンのパイプからの漏れで走行中は漏れがなく、車高を下げると左後ろからオイルが漏れ始めます。
ガソリンタンクを外してパイプをブレーキラインのパイプか何かに入れ替える方法しか思いつきません。
まだまだやる事はありますが、ここまででいったんお返しいたしました。
本来、クルマの購入は趣味の中でも大きな買い物です。
せっかくですから楽しく乗っていただきたいですよね。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)