ボルボ・アウディ・フォルクスワーゲン 直噴エンジンメンテナンスについて
ボルボ・アウディ・ワーゲン車の直噴エンジンは、
高性能な反面、トラブルが多いことをご存知でしょうか?
日頃のオイル交換を含めた適切なメンテナンスが求められます。直噴エンジン特性
直噴エンジンは、シリンダー内に空気を取り入れ、そのあと燃料となるガソリンだけを直接噴射します。
直噴エンジンは燃焼効率がいいというのが最大のメリットで、燃焼効率がいいということは排気ガスもクリーンなものになります。またターボチャージャーなどの過給器との相性が良く、それらと組み合わせる事によって高出力化と低燃費化と低公害化とを同時に実現する事ができます。では、直噴エンジンのデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
直噴エンジンのデメリット!
デメリット1 エンジンの汚れ
一般のエンジンと比較して、シリンダー内にガソリンの燃えカスが留まる事が多いです。
直噴エンジンの特色の一つである超希少燃焼状態ではガソリンの燃えカスやが発生しやすく、ススも発生しやすいです。
その発生したススの一部は燃焼室内に残留し、エンジンオイルによって回収されるためオイル汚れが激しくなります。
ポート噴射式に比べてオイル交換サイクルを短くするといったデメリットがあります。
デメリット2 吸気系トラブル
吸気系における煤の堆積 吸気側への燃焼ガスの吹き返し(主にオーバーラップ時に発生)により、マニホールド〜吸気バルブ間にカーボンが堆積します。
直噴エンジンの吸気バルブは空気しか通らない為、マニホールドからバルブまでの間で付着した汚れが落ちることは基本的にないです。
燃料添加剤やハイオクガソリンで謳われる吸気マニホールド〜バルブ間の洗浄作用も、直噴エンジンであるが故に意味がないです。この為吸気系にカーボンがより堆積し易く、渦流生成用バルブにカーボンが付着してバルブが故障し、必要な渦流が発生しないため燃料がうまく空気と混合せず異常燃焼を起こしたり、点火プラグが燻るなどしてエンジン不調に陥る事例もあります。
また、バルブとバルブシートの当たりが悪くなり、極端なパワーダウンなど、燃焼室が密閉されないことで発生するトラブルも起こりえます。
そこで、このご要望から生まれた「カーボンクリーニングメニュー」をご用意いたしました!
もちろん直噴型でなくとも確実に効果を発揮いたします!
直噴エンジンの適切な整備方法
1、カーボンクリーニング
燃焼室内洗浄により、燃費向上・有害排出ガス低減等効果があります。
詳しくは→カーボンクリーニング(燃焼室内洗浄)
2、吸気系クリーニング
潤滑系統洗浄により、カーボンやスラッジを除去し、燃費・エンジン出力向上・ブローバイガスの排出を低減します。
詳しくは→オイルシステムクリーニング(潤滑系統洗浄)
クリーニング料金表
作業時間は3時間程度。事前のご予約で承っております。
整備項目 | 4気筒 | 5気筒 | 6気筒 | 8気筒 |
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カーボンクリーニング |
20,900
|
23,100
|
23,100
|
25,300
|
吸気系クリーニング |
8,800
|
8,800
|
8,800
|
11,000
|
オイル系クリーニング |
13,200
|
14,300
|
14,300
|
16,500
|
※税込価格となります。
|
※作業での汚れや効果的にも施工時にエンジンオイル交換もお勧めいたします。
また、カーボンクリーニング後のオイル交換は5,000km毎をお勧め致します。
※激しいオイル汚れも考えられ、オイル系クリーニングの同時施工は更に効果が上がります。