改めてホイールアライメントの重要性 ボルボ、アウディだけでなく
カムズファクトリーの武藤です。
改めてホイールアライメントの重要性を触れたいと思います。
ホイールアライメントとは
ステアリング操作を滑らかにする、直進時や旋回時の走行を安定させる、タイヤの偏磨耗を軽減する、といった目的で、主に特定の積載量、走行速度において、良好な状態となるよう設定、調整されます。また、その設定を変更したり調整しなおすことをアライメント調整やアライメント設定等といいます。
ホイールアライメントの構造とは
車としての機能である走る・曲がる・止まるは、このホイールアライメントが大きく関係しています。具体的には、ホイール(タイヤ)が車に取り付けられているときに、わずかずつではあるがいろいろな方向で角度が付けられています。この微妙な角度が、一つでも狂うとバランスが悪くなり、様々な走行上のトラブルの原因となってしまいます。
ホイールアライメントは、トウ角、キャンバー角、キャスター角、キングピン角、インクルーデッドアングル、ターニングラジアス、セットバック、スラスト角などの諸角度があります。
ホイールアライメントの利点は
- 直進性能の向上
- コーナーリング性能の向上
- ハンドリング操作の安定性向上【不安感の解消】
ホイールアライメント必要とするときは
- 縁石、車止め等にタイヤを強く当てた時。
- 側溝などにタイヤを脱輪した時。
- 事故修理後にハンドル操作に違和感があるとき。
- 社外サスキットを装着した時。
こんな時は注意が必要
- 行中に不安定感があり真っすぐ走らない。
- 走行中ハンドルが左右いずれかに取られる。
- 急ブレーキを踏んだ時にハンドルを取られる。
- タイヤが片べりをしている。
雨中の急ブレーキングの危険性
- ホイールアライメントに狂いがある場合、特に雨中走行時の急ブレーキングはハンドルがどちらかに取られると同時に車体がスピンをおこしてしますしまう事があり大変危険な情問いとなる場合があります。
ホイールアライメント作業の流れとは
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- STEP.01 :
- 車両をお預かり時に症状をお聞きし確認をいたします。
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- STEP.02 :
- 実際に走行テストを実施し症状確認をいたします。(オーナー様も同乗していただくこともあります。)
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- STEP.03 :
- アライメント専用リフトに乗せ足回りの現状確認をいたします。
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- STEP.04 :
- 確認後、調整内容、作業範囲と料金のご案内をいたします。(仮に関係のない個所の不具合も見つかる場合もあります)
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- STEP.05:
- アライメント測定の開始
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- STEP.06:
- 測定結果を元に調整作業を行います。
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- STEP.07:
- 作業後、担当者によるロードテストで動作確認を行います。
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- STEP.08:
- ロードテストでは微調整を繰り返しながら走行安定性を追及していきます。
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- STEP.09:
- 最後はハンドルのセンター調整を行います。
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- STEP.10:
- お引渡しの際にはアライメントデーターのお渡しと説明をいたします。
ホイールアライメント作業が不可能な場合
- 事故により車の骨格に損傷があり正規の状態にない場合。
- 車自体に狂いがある場合にはタイヤの片べり、ハンドルの流れ等は修正できません。
※その場合は、測定時にその判断が付きますのでご説明をいたします。
アライメント作業料金表
測定料金 | 調整料金 キャンバー、キャスター、トゥ調整 |
対象車種 |
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17,600円
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13,200円
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ボルボS,V50・V70・プジョー2,3,4クラス
BMW1,3シリーズ・ベンツA,B,Cクラス他 |
17,600円
|
13,200円
|
ボルボXC90・BMW5シリーズ以上・ベンツEクラス以上他
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(税込み価格)
※ 調整作業にサスペンション部品、その他カバーを脱着する場合には別途料金となります
専門店がお勧めする商品を可能な限りお手頃価格でご提供し、
取付には細心の注意を払い、後々の不具合にも対応をいたします。
それ以外も、通常の車検、点検、トラブルも含めてご利用いただけます。
ぜひ、トータルでのサービスをご利用下さい。