エンジン始動改善整備、ミッションマウント割れ、フィアット850ベルリーナ
SEEの西城です。
フィアット850ベルリーナ。
そろそろ暖かくなりそうな雰囲気です。もう寒くならないで欲しいです。そして一気に暑くならないで欲しいです。昨日から触り始めた850ベルリーナですが、後期型のスペシャルです。前期型のノルマーレから比べると10hp以上ハイパワーの47hpです。このくらいの年代のフィアットの小型車は猫背のクルマが多いですが、850ベルリーナにはかわいらしいノッチがあります。
ステアリングシャフト
中途半端に刺さっていたステアリングシャフトですが、一度抜いてから磨いた後、ちゃんと差し込みました。無理矢理ネジ込まれてネジ山が削れていたボルトも交換しておきました。これでちゃんとステアリングシャフトのアースが取れたので、ホーンボタンを押すとホーンが鳴るようになりました。後付けされたホーンと配線は撤去しておきました。
ミッションマウントの割れ
スターターの回り方が渋い感じがしていた問題ですが、バッテリを満充電してバッテリ端子をキチンと固定したら全く問題なく回るようになりました。動くようになったのでちょっとだけ試走したら、なんとなくシフトの入りが悪い感じがします。リンケージの調整が悪いのかと思いミッション周りを見てみると、恒例のミッションマウントが割れています。
お疲れのミッションマウント
パーツが届くまで、自分の850に付いていたマウントを付けておきました。850のエンジンは左上がりに斜めにマウントされているせいか、左側のマウントが良く割れます。割れているのは左側だけかと思ったら…
右のマウントの亀裂
右側のマウントにも亀裂が入っていました。遅かれ早かれ割れてしまうので両方とも交換します。クラッチの切れる位置が手前過ぎるので、ペダルの遊びが多くなるように調整しておきました。
他にも、スプリングが無くなっているせいかシフトレバーがグラグラだったり、フロントホイールが引きずっているような感じがあるので、そのあたりも対策していきます。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07