ボルボのATF、DSGオイル交換によるATの保護、予防!
カムズファクトリーの武藤です。
以前よりお客様にご案内しているATオイルの交換について、ドライバーの方々に少しずつ浸透し始めてきたようです。またオートマに関しての不具合、ご不満が相当になるのだなと、改めて感じ始めております。
2022施工後に頂く評価でも大多数の方から満足をいただき、実は本日もあるオーナー様から大変なお声をいただき、もっと早くやれば良かったと言っていただきました。
その様な中、今回も新たな施工を行っておりまして、2014年式ボルボXC70で走行数が63000KmのATF交換を実施いたしました。
ボルボ車他、ATF,DSGオイルが新車時のままで無交換車が多い。
エンジンオイルと違いオートマのオイル交換をされている方は非常に少なく、無交換で何万キロと乗られています。オートマのミッションは構造上精密なつくりとなりエンジンオイルと同じ3万キロ~5万キロぐらいまでがお勧めです。
実際の作業では、写真の中央にある丸い形状のドレンボルトを外しオイルを抜き、その抜いたオイル分だけ充填となります。
注入にはこのチェンジャーにより圧送で充填となりますが、気になるATF交換後のミッションの具合ですが、1速から2速にアップする際のショック及び2速から1速に落ちる際のショックが強く改善を希望されておりました。
オイル交換後にはこのショックは完全ではないですが、確実に軽減され、シフトアップ時もソフトでスムーズとなったなと感じる事が出来ます。また走行時の音も静かになり、交換後しばらくは走る毎に改善が進む可能性があります。
ボルボ車初めATF,DSGオイルの交換は出来る限りお早目の交換をお勧めします。
オートマミッションは精密機械の塊とお考えいただき、故障に際には多額費用も伴う点を考慮していただき、できれば早めの3万キロ程度がお勧めで、故障の前に定期交換が最適です。
ご購入後の走行キロ数を今一度ご確認いただくことをご提案いたします。
武藤でした。