アルファ・ロメオGT 1300 ジュニア キャブレターチェック、分解、各部清掃部品の状態も把握
SEEの西城です。
アルファ・ロメオGT 1300 ジュニア。
ジュニアは、まず点火を確認してみましたが、4つの気筒にバラツキはありませんでした。点火時期も問題ありません。プラグもカブり気味でしたが、4本とも同じような状態でした。
次に各シリンダの圧縮を測ってみましたが、12~12.5 kgfなので問題ない感じです。一般的には10%以上バラツイていると問題のようです。
残るはキャブ周りですが、ミクスチャスクリュの戻し量が各気筒でバラバラですし、コールドスターターもイマイチ効かないですし、とりあえずキャブをバラして掃除します。
汚れ
やはりコールドスターターのフィルタが完全に詰まっていました。スロートもまぁまぁ汚れています。
分解
中の汚れはそうでもなかったです。ボールの固着なども無いですし、内部の通路にも詰まりはなさそうです。ジェット等のセッティングパーツはオリジナルのままでした。
ポンプジェット
ちょっと気になったのが、ポンプジェットのアルミのガスケットです。2本はまともで、ガスケットが1枚付いていましたが、他の1本には2枚付いていて、残りの1本にはガスケットが付いていませんでした。ガスケットの付いていなかったところから漏れて、その気筒だけ濃くなっていたのではないかと思います。
出来上がり
出来上がったので付けてみました。コールドスターターはちゃんと機能するようになったのですが、アイドリングがイマイチなのが完全には直っていません。だいぶ良い感じにはなったのですが、もう少し原因を探る必要がありそうです。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07