アルファ・ロメオ147 お約束とも言える、ウィンドウレギュレーター交換
SEEの西城です。
アルファ・ロメオ147。この年代のアルファロメオやイタリア車などによくあるケースかと思います。
助手席側のガラスが閉まらなくなったとのことで入庫です。入庫の日は生憎の雨で、助手席の奥様が雨に濡れながらガラスを押さえつつ、濡れたドアトリムを拭きながら来られました。お辛かったことと存じます。レギュレータが壊れたと思われるので早速バラします。
助手席側
オープナーのエスカッションを外したりハンドルの留めネジやトリムの留めネジを外すとドアトリムが外せます。画像は助手席側のドアトリムを外したところです。ダストカバーが破れていますので、先人が一度触っているようです。
運転席側
運転席側はまだ完全には壊れていないのですが、ガラスの上げ下げの時にイヤな音がするので交換します。こちらも過去に一度ヤラレています。カバーの固定にはブチルゴムが使われているのですが、ゴムをうまくカッター等でカットすればこんなことにはならないのですが…。
留めクリップ
ドアトリムを留めるクリップが割れていて、ドア側に残ってしまっています。さらに1か所クリップ自体が付いていないところもありました。
新品のクリップ
新品が普通に売っているので取り寄せました。
グロメット
ガラスとレギュレータとの接続部にグロメットが付いているのですが、ボロボロになっています。画像は運転席側の物ですが、助手席側は粉々でした。隣の白いのが新品で、材質が変わっています。
取り付け
ガラスにグロメットを取り付けました。このグロメットにレギュレータ側の樹脂のパーツを差し込んで固定します。
お疲れのレギュレーター
やはり白い樹脂のパーツが割れて、チャンネルから外れていました。こちらは助手席側ですが、運転席側のも同じように割れていました。
新品のレギュレータ
今回は純正のパーツを取り寄せました。半額以下の社外品もありますが、すぐ壊れたという例がいくつかありますし、純正品なら補償も受けられます。
取り付け作業中
レギュレータの脱着自体は簡単なのですが、ガラスがガイドから外れていたのでそれを戻すのがちょっと面倒でした。
取り付け終了
レギュレータをドアに取り付けて、ガラスをレギュレータに嵌めて、ドアトリムを戻すと終了です。ドアトリムやダストカバーの脱着がスムーズにいけばそれほど難易度は高くありません。一番大変なのは、隠しネジのフタ類に傷を付けないように外すことかもしれません。プロテイン塗料、何とかなりませんかね…。
ツーショット
奇しくも新旧アルファのクーペが並びました。
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非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07