フィアット124スパイダー ETC交換配線見直し、ボンネットヒンジフィッティング固定
SEEの西城です。フィアット124スパイダー。
最近は寒暖差が多いので体調に気をつけたい今日この頃です。色々やってる124は、調子の悪いETCを交換します。
アンテナのケーブル
まず既に付いているETCを外します。アンテナのケーブルを抜こうと思ってケーブルを追って行ったら、途中で継がれていました。何かの都合で一度切断されたのを繋いだようです。ちゃんとはんだ付けされていましたが、こういうところでも電波が少し減衰していたかもしれません。
電源ケーブル
常時電源のケーブルの圧着端子です。一応抜けてこない程度は圧着されているのですが、なんだかギリギリな感じです。接触が怪しいので圧着し直して、念のためハンダ付けしておきました。新しいETCはアクセサリ電源だけで、常時電源は必要無いのでこの端子は使いませんが、オーディオなどがこちらから電源をもらっています。
ETC本体
ETCの本体は、元は助手席の足元にあったのですが、新しいのは目立たないようにグローブボックスの中に付けました。しかし、カードを抜き挿しする際にいちいちグローブボックスを開閉しなければならないので、ちょっと面倒になっちゃったかもしれません。
結局、ETCの不調の原因はこれだというものがありませんでした。本体自体に問題があったかもしれませんし、電源やアンテナのケーブルの接触不良によるものだったのかもしれません。念のため電源ラインの電圧変動やノイズをオシロで確認してみましたが特に問題はありませんでした。新しいETCに交換したことですし、様子を見てもらおうと思います。
スターターリレー
オーナーさんがスターターへの配線を気にされていたので点検しましたが、特に問題はありませんでした。ですが念のため、キーシリンダスイッチの負担を減らすためにスターターリレーを入れておきました。
ボンネットのヒンジ
ボンネットの開閉の際になんかガタ付きがあるので見てみたら、ヒンジの固定ボルトが緩んでいたので締めておきました。ヒンジの軸受け部に油っ気が全く無くなっていて錆が見られたので、グリスを差しておきました。他にも、キャブのセカンダリ側のスロージェットのホルダが緩んでいたりしたので、振動などで緩んでいないかどうか時々チェックする必要がありそうです。
こんなところで今回は一旦納車となります。また不具合が出ないかどうか、しばらく乗ってもらって様子見をしてもらうことになりました。これからももっと良い状態で乗れるように、ちょこちょこ追加で手を入れていくことになりそうです。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07