ポルシェ914 各部リファイン作業、オイルフィルター清掃、インパネ電気系チェック
SEEの西城です。
ポルシェ914。
農道のポルシェの後に、ワーゲンのポルシェがやってきました。車検証上の車名はポルシェではなくフォルクスワーゲンです。ちょっとした作業をする為に入庫です。
オイルフィルタのフタ
こちらの914はワーゲンのエンジンなので、通常のカートリッジタイプのオイルフィルタの他に、昔ながらの茶漉しタイプのフィルタも付いています。ヨーロッパから来たクルマは、あまりこのあたりのメンテナンスがされていないことが多いので外してみました。やはりヘドロ状のスラッジが溜まっていました。
掃除後
茶漉しの中にも謎のゴミとか詰まっていたのでキレイにしておきました。
取り付け
カートリッジのほうも新品に交換しました。エンジンオイルはちょっと硬めの20W-50にしました。今回はフィルタを交換したりしたので4リッター弱入りました。
遮音材
エンジンルームのバルクヘッドに取り付けられている遮音材が剥がれて垂れていたので固定しておきました。裏のフェルトのような生地が風化してきているので、接着剤で補強気味に貼り付けました。
バッテリ
バッテリの端子がキチンと嵌っていなかったのでちゃんと入れておきました。バッテリの押さえ金具も外されていたので取り付けました。
ステアリングホイール
普通に運転していたらホーンパッドが取れたとのことで、こんな状態になって来ました。ホーンパッド側の固定バネが折れていて、どうしても落ちてきてしまいます。
取り付け
ちゃんとしたホーンパッドを手に入れるか、社外品のホイールに交換するしかないので、今回はとりあえず外れないように結束バンドで押さえておきました。
ハザードの配線
たまにハザードが誤動作するので見てみたら、ハザードの配線のカバーが外れていて微妙にショートしたりしていました。カバーをちゃんと嵌めたり、配線の被覆が切れているところを補修しておきました。
ワーニングランプ
色々チェックしていたら、オイルプレッシャのワーニングランプが点いていないことに気付きました。メーターを外してバルブをテスタで見てみましたが切れていませんでした。
ワーニングランプスイッチ
スイッチ側の問題のようなのでスイッチを探しましたがなかなか見つかりません。散々探して、ようやくディスビの根元辺りにあるのを見つけました。単にコネクタがちゃんと刺さっていなかったのが原因でした。
点灯
コネクタを繋いだら付きました。ワーニングなのに緑なんですね。
時計
最後の最後に時計が動いていないのに気付きました。特に指示はされていませんが、動くようにした方がいいんですかね。また時計自体の不具合でしたら、どうしようも無いのですが…。今回は簡単な作業だけで、また後日に細かい所もやるそうなのでその時にでもなんとかしようと思っています。
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非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07