フィアット600 D 工場内、イタリア車祭り状態、点火系をオリジナルに戻していく
SEEの西城です。フィアット600D
過日は台風が関東を直撃とのことで、普段は外に停めているクルマを工場内に入れました。大雨だと車室内が雨漏りするので…。
イタ車祭り
期せずしてイタ車祭りになりました。で、600Dですが、各部をオリジナルに戻しています。今日はイグニッション系を元に戻します。
ディストリビュータ
オリジナルはポイント式のディスビです。相当長い間メンテナンスされていないので、一旦バラして掃除します。
バラします
ディスビ内部は硬化したグリスや油に混じった埃などでガビガビです。遠心進角の機構も摺動部分が汚れによって渋くなっています。キレイに掃除して新しいグリスを塗って組みました。
ポイントのパーツ
付いていたポイントはヒール等のパーツが樹脂製なのですが、熱で溶けてしまっています。マレリの純正品に交換します。コンデンサは珍しくショートモードで壊れていたので、やはり新品に交換します。
グリスポイント
バキューム進角の摺動部分に常にグリスを供給するために、グリスを詰めておく部分があります。中には完全に硬化してカチカチになったグリスが入っていたので、キレイに掃除して新しいグリスを詰めておきました。
取り付け
掃除して組み上げたディスビを取り付けて、イグニッションコイルもポイント用の物に交換しました。最後に点火時期を調整して終了です。そのうち時間が出来たら燃料ポンプもオリジナルに交換しようと思っています。
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フィアット850スポルト・スパイダーとフィアットX1/9 850、失火エンジンの不調、X1/9、キャブ問題、エンジンの不調、プラグの交換とキャブの修理によって復活
非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07