シトロエンGS エンジン始動不可、燃料ポンプ交換、配線リファイン作業
SEEの西城です。シトロエンGS。
いつものGSですが、エンジンがかからないとのことで入庫です。オーナーさんが色々調べたところ、キャブの中のガソリンが空になるとポンプがガソリンを送れなくなるっぽいとのことです。
ドライブシャフトブーツ
クルマの後部の下にあるフィルタを見るためにリフトで上げてみたのですが、先日交換したばかりのドライブシャフトのブーツにグリスの滲みを発見。拭いてみたらピンホールのような亀裂があります。最近のゴム製品の質の悪さには呆れるばかりです。
燃料フィルタ
で、フュエルフィルタですが、全く問題ありません。もしかして汚れが溜まって詰まり気味なのかと思いましたがキレイな状態です。
電磁ポンプ
現状で燃圧計を付けて測ってみましたが、機械式ポンプのままでもちゃんと送っているようです。実際、1日2日くらいの放置では全く問題なくエンジンが始動します。とりあえずオーナーさんが電磁ポンプを購入したのでそれを付けて様子を見てもらう事にしました。
後付け配線
オーナーさんがエンジンルームに色々な装置を取り付けたのですが、その配線がボンネットやドアの隙間を通して室内に引き込まれています。それを目立たないようにして欲しいとのことで、配線をやり直します。
メーター部
室内への引き込みはメーターパネルの裏側から行いますので、メーター部分を取り外します。二次災害が怖いので、この辺りはあまりバラしたくないのですが仕方ないです。今回はなんとか事なきを得ました。
配線とかリレーとか
エンジンルーム側の配線も冗長だったり常時電源から取っていたりしたので、キー連動にするためにリレーを追加しました。新設した電磁ポンプの電源もこちらから供給します。回路自体は単純なものなので作業も簡単だろうと考えられがちですが、配線を目立たないように通したりするのが大変なので時間がかかります。時間がかかるということは工賃も高いということですから、ご自分でできる方はDIYが吉かも知れません。
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非公開: SEE 〜automobile〜 | 2024.03.07