フィアット/アバルト500用・超軽量インナードアパネル“Spartano”開発進行中 仮予約も受付中
こんにちは、MT-DRACOの高田です。
構想からすでに半年
目論見とは異なり、様々な壁にぶつかりながら開発中の
“Spartano” 超軽量インナードアパネル
当初はCFRPドライカーボンでの製作を考えていましたが
経費的な制約もあり、試作は5000系アルミ合金・1.5mm厚にて進行中です。
一見すると真っ平らに見えるドアの内側ですが、
アルミ板をフィットしてみると、サイド部分は微妙な曲線を描いておりまして・・・
通常ならこの隙間を埋める設計となるのですが、
ワタクシ的には超軽量&スパルタンがコンセプトですので
余計なパーツを追加するのはNGでございます。
パネル自体はフラットなので、
アクセントとして2本のリブを入れたらどうなのか?
太めのリブが良いかも・・・
さて、加工方法が課題でして・・・
日頃あまり目にしない機材が大活躍!
手作業での加工になります。
少しずつ何度も繰り返し、リブを加工していきます。
問題はドアパネルの長さのリブを作るには
治具を製作する必要があるので、コスト面での課題も多し!
コレが3桁の数を作るならばOKなんですけどね〜
そこで流用可能な形状を探しまくり・・・
コレは使えるかも。
リブの入る位置は、その他の要件も考慮すると、ほぼ中央部になると思いますが
リブを入れるメリットとしてはパネル自体の強度が上がることが挙げられます。
なので、当初予定の1.5mmから0.8mmに板厚を変更することが可能になり、
重量も53%ほど軽くなります。
ざっくりした計算で、純正ドアパネルが6.2kgに対して
0.8mmリブ付きアルミパネルは1.5kg以下!
両サイドで9kg以上軽くなっちゃいますね〜
まずは1.5mm厚でファーストプロトを製作、
次にリブ付きの0.8mm厚。
そしてご要望があるかどうかわかりませんが
ドアスピーカーに対応した穴開けや、
ドアハンドルを取り付けられる仕様も考慮したりなど、
細々としたフィッティングも今後検討していきます
余談ですが、ドアの中にはサイドインパクトバーという
かなりの重量物が鎮座しております。
結構重そう・・・
現在、仮予約を1名様いただいております。
(最終仕様および価格決定後のキャンセルOKです)
とっても悪い子向けの<TC-SPEC>
相乗り仮注文は大歓迎でございます。
ただし、納期の予定は今のところ、わかりません〜
それでも良いなら、お問い合わせください。
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