ルノー・ルーテシア 3 R.S. 樹脂製燃料ラインのコンバージョン 漏れ出す前に対策を
今回はいつかは起こるであろうと予測されること、ルノー・ルーテシア 3 R.S.の
燃料ホースの亀裂損傷による燃料漏れに対して、未然の対策を行いました。
過去にはメガーヌ 2 R.S.で触れただけで樹脂製ホースが割れてしまい、燃料が漏れたケースがあります。
ルーテシア 3に関しては未だそういう事例はありませんが、構造的にはほぼ同じ。
ということは、やがては同様に割れてしまう可能性があります。
機会があれば試してみたいところでした。
今回はバンパー、インテークマニホールド、ヘッドライトが外れていて
作業性が良かったので絶好の機会と判断し、施工を試みます。
割れやすい樹脂素材は、このジャバラ状の部分です。
この部分一式を切開し、切り離します。
そして、耐圧性のあるラバーホースにコンバージョンします。
ゴムホース表面は擦れなどに強い素材でカバーしました。
ワンタッチカプラーに関しては、セイフティワイヤによる抜け留めも施します。
これでトラブルをひとつ、未然に防止することができました。