ランチア(クライスラー)イプシロン3にフィアット500用MCBの取付け
こんにちは、レッドポイントです。
3rdイプシロンの上質なインテリアにアバルトステアリングの組み合わせ。
紛れもなく玄人仕様であることが見て取れ、素敵すぎます。
今回試みるのはアバルトやフィアット500でお馴染みのモーションコントロールビーム(MCB)を
ランチア(クライスラー)イプシロン3に流用取り付けすることです。
イプシロンをどこまで上質に仕立てあげることができるでしょうか。
既存のキット商品を流用し、イプシロンにフィッティングするわけですが
無加工では取り付けることはできません。500シリーズとイプシロン3では
細かなところの寸法に違いがあるので、必要に応じて合わせ込んでいきます。
取り付けのキモであるブラケットがホースメント取り付け部にフィッティングできたことで
今回の試みに現実味が出たといっても過言ではありません。
ただし、そのままでは使えず、専用のカラーを製作します。
ブラケット取付部と車体の間に寸法調整用のカラーが入っています。
ブラケット位置が決まり、続いてはMCB本体をセットする位置を合わせていきます。
ホースメントに思い切り干渉しますので、ここも形状の変更が必要となります。
ホースメントは二重構造になっているため、簡単にはいきませんが
それらしく仕上がってきました。
色々と削ったりカットしたりと大変でした。
カット風景など本当の苦労シーンってなかなか画像に残せないですね。
大汗かいて行っていました。
懸命に作業を進め、ようやくフィッティングが完了しました。
削った部分に色を塗り、クリア塗装を施したりで組んでしまえば見えなくなりますが
仕上げはキッチリと行っています。
リアバンパーの中にもMCBの仕込みが完了しました。
フロントのことを思えばスムーズに装着できました。
さて、どんな感じに仕上がったか、試運転が楽しみです。