こんにちは、レッドポイントです。
メンテナンスでお預かりしたフィアット500の限定車アニベルサリオ。
スパークプラグがとても減っていることが判明しました。
おそらくは新車から未交換であろう、この減り具合。

最近のクルマは中心電極がイリジウム製の物が標準装着されている事が多いですが
1.2Lはその例にはまらずノーマルプラグとなります。
上の写真で奥側にあるのが新品のスパークプラグ。
中心電極の形状が異なっているのがピントが合っていない状態でもよくわかります。
　
ピントを新品に合わせると。

プラグの消耗は電極間のギャップが広くなり、極端に減ると着火性能が
著しく低下することにもなります。
　
　
今回のメイン作業はこちら。タイミングベルトの交換を行います。
ベルト、プラグ共に新車時から変わっていませんでしたので、
良いタイミングで不安を一掃できました。

ベルトには思ったほど激しいヒビ割れはありませんでしたが、
そこについてはこれまでの管理状況によって左右されますので
一概にこの距離なら大丈夫などとはいえないのがタイミングベルトです。
余裕を持って予防的に交換を行うのがベストですね。