スタンダードなルノー・ルーテシアⅣにステージ1メンテナンス施工
こんにちは、レッドポイントです。
ルノー・ルーテシアⅣをステージ1メンテナンスでお預かりしました。
当社のイメージ的にはR.S.のように走りに特化したモデルばかり
手がけている様思われがちですが
今回は1.2Lターボに6速EDC搭載のスタンダードモデルです。
ルノーのBセグメントを担う屋台骨ともいえるモデルだけに、
洗練されたデザインと実用性を兼ね備えたとてもバランスの良いクルマです。
ステージ1施工にあたり現状の確認を行うと、ルノー全般に言えることですが
バッテリーターミナルの作りが貧弱で、ステージ1メンテナンスの施工しがいがあります。
プラスターミナルは接触面積が少なく、こういったところが電気の流れの不具合の原因となるため
ターミナルの交換を行います。
マイナスターミナルには電流制御ユニットが付いているため交換することができません。
ですがその作りそのものがプラス側と違いしっかりしており、敢えて交換する必要がないともいえます。
こちらには純正アースケーブルに加え、新たにボディとエンジンへのアースケーブルを
制作して追加しました。
新しく交換したプラスのバッテリーターミナルには、オルタネーターからのダイレクトケーブルを
追加制作すればステージ1施工完了です。
ステージ1メンテナンス施工前後のチェックを行うと、効果は数値として現れました。
無負荷時での発生電圧も増えていますし、電気負荷時のバッテリー端子間電圧も
赤丸で示した13.96vから青丸の14.18vまで改善し、電気を使っていなくても
高く安定した電気の供給を行う環境へと改善することができました。