20年近く前にフランスから連れ帰った106 20万キロ目のメンテナンス
こんにちは、レッドポイントです。
現オーナー様が2000年代前半にフランスで購入され、日本に持ち帰ってきたプジョー106。
その頃よりメンテナンスをお任せいただいております。
今回は20万キロオーバーということもあり、これまで未着手の箇所に手を入れていきます。
よくぞここまで保った! と讃えたいのが、ラジエーターとオルタネーター。
普通ならばとうの昔に水漏れで交換していてもおかしくないラジエーター。この日まで頑張りました。
オルタネーターも同様です。今まで発電不良を起こすこともなく働き続けました。
オルタネーターは新品への交換を行います。
その前にレギュレターブラシのチェックを行いました。
・・・メチャクチャ減っていました。
モータースポーポーツでの使用歴もあり、けっこう過酷な状況で使用されていたはずです。
よくぞ持ちこたえました。
オルタネーターベルトを張るためのベアリングも新調しておきます。
こちらの部品は純正では供給のないローラーベアリングのみの組み替えを行います。
ラジエーターも交換です。
106のラジエーターは水位の目安がわかりづらく、先日お客様から指摘された際に
「確かにわかりづらい!」と改めて感じました。
少しでもわかりやすくするために、マーキングしてみました。
今のほとんどのクルマはサブタンクが別体なので水位が見やすく、補水もやりやすくなっています。
106はラジエーターとサブタンクが一体構造ですので、奥まった位置で水位を確認する必要があります。
これで少しでも見やすくなればよいのですが。
前周りの分解した部品をキレイに洗浄して組み付けていきます。
そして、引き続き作業を続けます。