こんにちは、レッドポイントです。

今世紀の傑作エンジン『ツインエア』は、エンジンとは何かを
存分に味わうことのできる、個性的な内燃機関です。
そのままでも充分に楽しく、高性能なエンジンではありますが
更にその魅力を向上することも可能です。

それは、点火系強化とエンジン負荷の軽減。
たびたび取り上げているイチオシの性能アップパーツ、
『レデューサー』と『V-UP16 & MSA』です。

エンジン内部に放つ火花が強力になれば、燃焼行程における効率が上がります。
それにより混合気の燃焼力の向上から得られる厚みあるエンジン性能を実現することが可能に。
点火チューニングによる性能向上は古くから様々な手法がありますが
現代ではその種類は限られた内容に絞られてきました。
それはカーメーカーが純正状態において最善の燃焼をできるように設計しているからです。

限られた手法により、より良い燃焼状態を目指すのに不可欠なのは
点火電圧の向上と点か回数の増加です。
点火電圧の向上にはV-UP16を。
点火回数の増加にはMSAを。
それぞれご提案させていただいています。

今回、レデューサーとMSAを取り付けさせていただくイプシロン・ツインエアは
前回のメンテナンスの際にV-UP16を取付けさせていただいており、
更なるバージョンアップを目指して今回の２点を取付ける流れと相成りました。

　
MSAは点火信号を供給する配線に対してつなぎ合わせます。
並列に結線し、MSAの処理を介入させます。

　
ツインエアのレデューサーには３種類の設定があり、今回はBタイプとなります。
ブローバイの取り回しが初期の頃より少し複雑になり、エンジンカバーがアルミの場合はBタイプが該当します。
この後のモデルでエンジンカバーが樹脂製に変わった以降のモデルはCタイプに該当します。

タイプがAでもBでもCであっても、同様の効果が得られます。

取付け後のお客様よりご感想をいただきました。

◆発進時のトルク感が増し、更に回転の上がりが早くなった。
◆街中ではエコモードが普通に使える様になった。
◆アイドリングの音が少し静かに変化した。
◆バラバラとした振動がウリのツインエアーでありながら、気筒数が増えた様にも思えるスムーズさを感じる。

その効果に対して言えるのは、装着した部品の特性がしっかりと全面に出ているということ。
しっかり感じ取っていただき、うれしく思います。