こんにちは、レッドポイントです。

こちらはガソリン漏れを起こしたルノー・ルーテシア 3 R.S.のフューエルホースです。
以前に「そろそろ危ないかも？」と予防交換を他のクルマで行った実績のある箇所でした。

ルノー・ルーテシア 3 R.S.。現在入庫量の多い車種のひとつです。
生産から10年以上の年月が経過し、経年劣化による燃料漏れの発生です。

圧力を保持するホースにピンホールが開いてしまい、
燃料がインジェクターノズルの方へ噴射しています。

樹脂製のホースで交換を行うのではなく、柔軟性と耐油性のある燃料用ゴムホースで作り替えました。
干渉による擦れが考えられる場所には、耐摩耗性の高い素材で保護を施します。

組付けを行い、エンジン始動や燃料漏れがないかを確認して作業完了です。

今回のようなトラブルが突発的に起こると、継続しての走行が不可能になります。
今後は燃料漏れのない車両に対しても、予防的交換をご案内していきます。