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サスペンション作業でお預かりするも・・・オイルと水漏れ発覚! これは1.6THPエンジンの宿命?


こんにちは、レッドポイントです。
こちらの作業、本来このためにクルマをお預かりしたのではなかったのです。
本当はサスペンションのバージョンアップを行う段取りでした。

足周りの作業にあたり不具合がないかを確認するためにリフトアップすると、
思わぬ事態が発覚。エンジンの冷却水漏れと、エンジンオイルの漏れでした。

どうにも1.6THPエンジンはその類いの作業が多く悩みのタネです。
おそらくほとんどの同型エンジンユーザーの方は、その手の作業を経験済みだと思います。

漏れやすいのはエンジン前方のエレメントヘッド取付け部。
ラバーガスケットが経年劣化で痩せ、そこからオイルが漏れてきます。


この部分ですね。
冷却水とオイルが流れる部分です。
次にお見せするガスケットと比較すると、ガスケットのボリュームが違います。


さすがは新品! といえるガスケットの厚みです。
平に変形したガスケットではフランジ間の気密保持力が衰え、
オイルが外に漏れ出してしまいます。
 
施工完了箇所を下側から撮影しました。
このガスケット交換に当たっては、キャタライザ—やその周辺を分解する必要があり、
作業工程はそこそこ多いです。



 
今回の水漏れはいつもの箇所かと思いきや、ホース本体からの漏れでした。
サーモスタットとヒーターコアをつなぐヒーターホースからの漏れです。
必要箇所を分解し、加圧状態で確認すると、一見するとホースとサーモのつなぎ目かと思いきや
ホース本体の樹脂製フィッティングからの漏れでした。



 
こちらが取り外したヒーターホース。


見やすいように着色してみると、意外な箇所にクラックがはいっていることがわかります。


青色のマーキングの真ん中にヒビ割れが確認できます。
ここからジワジワと染み出ていたようです。
予防のために、漏れていなかったもう一本のヒーターホースも交換します。

この後はこちらも定番の、エンジンカムカバーからのオイル漏れ修理を進めます。

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