こんにちは、MT-DRACOの高田です。
細々と受注製作しておりますCFRPドライカーボンパーツ。
製作をお願いしているメーカー様は近頃メーカーワークス系からの
注文をはじめとした様々な需要の増加で、こちらの工数確保が
かなり困難な状況になっております。
　

古くからのお付き合いのある、株式会社KEPLAさんも
メインのお仕事は大規模なメーカーやワークス系へのOEM生産。
知る人ぞ知る存在ですが、ワンボックスカーが一台丸々収まるほどの
巨大さを誇る、自動車業界では最大級のオートクレーブをお持ちで
これほどの設備は他には航空機関連のメーカーくらいにしかないのでは？
　

いろいろと悪だくみをご相談していたのですが、話はエスカレートして
MT-DRACO with KEPLAでのWネームブランド展開を行うことに。

その第一弾は、アバルト＆フィアット500用のCFRPドライカーボンボンネット。
659ビポストタイプのダブルバルジ入りの形状で開発を進めております。

　
今回のCFRPドライカーボンボンネットでは、今までとは異なる
少しばかりステップアップした仕様を目論んでいます。
それが航空機由来の技術であるハニカム構造
しかもアルミハニカムではなく、アラミドハニカムでのサンドイッチ構造。

しかしCFRPドライカーボンにハニカム構造を取り入れた場合、
圧倒的な軽量化は図れるのですが、ハニカム目が素材表面に浮き出るという、
外観の仕上がり上の問題が発生します。

そこで今回、KEPLAさんの最先端ノウハウを導入。
オランダの航空機産業で使われている特殊グラスファイバーを使用することに。
恐らく、一般のアフターマーケットパーツでは未だ見ない素材だと思います。
　

こちらはお勉強用に用意したビポスト純正のアルミボンネット。
裏面も単純にCFRPドライカーボンで複製するのではなく、
CFRPドライカーボンならではの強度・剛性・軽量などの特性を折り込んだ
形状での製作を検討中です。

そしてありがたいことに、こちらのCFRPドライカーボンボンネット、
すでに2セットの仮予約をいただいております。
現在、3セット目のご注文をいただいても製作は7月以降になると思いますが、
通好みのクルマ趣味人様からのご予約をお待ちしております。

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Mo bile 080-6689-9950