こんにちは、レッドポイントです。
20年以上経過している個体も多くなってきたプジョー106では、
タイミングベルト交換の際にオルタネーターのテンショナーや
ベアリングの交換を行う事が多くなってきています。

純正部品では交換する必要のないアルミパーツまで付属しており、コストがかさみます。
そこでアルミパーツは再利用し、ベアリング部のみ組み替えを行います。

アルミパーツは洗浄することで美しさを取り戻します。
そこに組み付けるベアリングを新調すればOK！ ということです。
　
そして交換頻度の上がってきている部分といえばシフトまわり。
シフトレバーの遊びを過大に感じる場合、悪くなっているのは
コントロールリターンという部分です。
上下の支持部に樹脂製のベアリングが入っていますが経年劣化で摩滅し、
その結果ガタガタになるというケースです。
今回はかなり症状が進行しています。

純正のシャフトを抜き取り、オリジナルのリペアキットを用いて修復可能です。

金属部品の間にチラリと見える黒い部分が樹脂製ベアリング。
純正ではこの部分が削れてなくなってしまい、過大な遊びが生じます。

修復後はシャキッとした動きを取り戻します。

実際に装着されているのはこの辺り。クルマを下から見上げれば確認できます。
手で操作する部分の劣化・不具合は感触としてとても気になります。
年数の経過をものともせず、元気に走れるためのご提案を
今後も続けていきたいと思います。