こんにちは、レッドポイントです。
昨年、ワンオフで作っていただいた溶接定盤の恩恵を感じる作業を行っています。
何が良いのかといいますと、連続で溶接を続けても熱が効率よく抜けてくれること。
溶接直後の鉄材をすぐ触ることができるという素晴らしさ。
定盤の面を使い、ズバリの角度で溶接が仕上がること。
溶接の腕が上がったのかと錯覚を覚えるほどに良いのです。
作業環境は大切ですね。
　
製作しているのは、アバルト・グランデプントのリア用MCBのブラケットです。

先日のフロント用に続いて、リア用を製作しています。
　
リアバンパー内部に備わる骨格補強材・リーンホースメントの取付け部を利用し、
ワンオフブラケットを製作します。

2分割の鉄材を溶接で組み合わせるための位置合わせを行います。

仮付けの施工中。
定盤に溝を掘り、様々な角度でボルト固定できるようにしておけば良かったと思っています。

　
仮付けからMCBの設置、寸法などを再確認し、この後に本溶接を行います。

　
本溶接後は塗装を行い、アバルト・グランデプント用のリアセクションが完成します。

車体側に取付けを行い、バンパーの装着を行います。
これでようやく試運転を行える状況になりました。
ブレーキ関連の整備を残していますので、
早急に仕上げてお客様からのインプレッションを待ちたいと思います。