11万キロ到達のアバルトのリフレッシュ&水漏れ修理
こんにちは、レッドポイントです。
アバルトをビンっと元気にするべく、メンテナンスのご依頼をいただきました。
昨年に初診点検を承り、その後のプランをご提案、今回のお預かりと相成りました。
走行距離は11万キロを越したところ。
「過走行ではなく、まだまだこれからです!」
クルマは愛情を注げば、どれだけでも乗れます。
今回の作業内容は以下の流れです。
スチーム洗浄一式
ステージ1メンテナンス
ステージ3メンテナンス
タイミングベルト交換
エンジン冷却水漏れ修理
MTA作動油交換
各作業が順調に進行し、タイミングベルト交換を始めています。
この機会に交換しておきたい箇所を一斉にリファインするのが、
効率の良い作業の進め方です。
初診点検時にご指摘させていただいた項目の中でも、気になるのが「エンジン冷却水漏れ」でした。
タイミングベルトカバーの中から流れ出していた冷却水が乾いて結晶化しており、
ウォーターポンプかエンジンブロックに埋め込まれているブロックプラグが原因の候補です。
お見積もりではブロックプラグから漏れていることを想定しての内容をご提示しています。
ベルトカバーを開けるまでは確証が持てませんが、開けてみると運良く問題ありませんでした。
原因は、ウォーターポンプからの漏れであることがわかりました。
以前にウォーターポンプを交換した際に、形の異なるポンプが使われていたことがわかりました。
インペラの形状・サイズが異なっています。
インペラが小さいですね。新たに取り付けるポンプは厚みがあり
冷却水をたくさん掻くことのできる形状です。
スパークプラグも新調します。
ステージ3メンテナンスを行っていますので、施工可能な車種については
シャーシダイナモによる記録を行います。