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アバルト595 軽量フライホイールの組付け 純正比で約半分の軽量化


こんにちは、レッドポイントです。
アバルト595 カブリオ・イタリア。素敵なボディカラーのアバルトです。
今回は軽量フライホイールの組付けとタイミングベルトの交換、
ブレーキ系統のメンテナンスと強化作業を承りました。

まずはフライホイールの作業を進めていきます。
フロントバンパー、メンバーサポートを外して
サブフレームを降ろすところまで一気に分解していきます。



 
さぶづレームを固定するボルトは頭に防錆剤が塗られていたり、
ネジ山が汚れとサビで覆われています。
清掃を行い、ネジ山保護のためグリスを塗布し、組付けに備えます。
組付け時にカジッたりするとその後がとても大変なことになりますので、
丁寧に下準備をしておくことが大切です。




 
重たいデュアルマスフライホイールを取り外し、いつもの重量チェック。
約9キロの重量です。本当に重たいです。
アバルトはターボエンジンですので、小排気量でありながら高出力を誇ります。
1400ccの排気量に対してフライホイールだけで9キロ。
クラッチメカニズムがここに装着されると、もっと重くなります。
エンジンにとっては結構な運動量です。



 
新たに取付けを行う、自社製フライホイール。その重量は4.5キロ。
純正と比べ約半分の重さでエンジン性能を覚醒させるだけではなく、
ドライバーのスポーツマインドをも満たし、満足度の高い結果をご提供します。



規定トルクで締め付けのあとに、規定角度での締め付けを行います。
塑性ボルトですので、再使用はNGです。
組付けを行う場合は、必ず新しいボルトをご用意ください。
引き続き作業を進めます。

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