アバルトを美しく制動するために ブレーキリフレッシュ、リアビッグローター化
こんにちは、レッドポイントです。
アバルト595 カブリオ・イタリアは軽量フライホイールや
タイミングベルト交換などの作業を終え、ブレーキメンテナンスに移ります。
これだけの作業を1週間の間に行うには、段取りを上手に行い、
複数の作業を同時に進めていくことになります。
1年ほど前に別件でリフレッシュメンテナンスも施工済みだったので、
今回のようなボリュームある作業もスムーズに進めることができました。
かなり激しくすり減ったフロントディスクブレーキ。
パッドの残量もほぼ限界まで減っていました。
前後共にディスクローターとパッドを新調します。
せっかくなので、リア側はビッグローターキットでディスクの大径化を行います。
純正はドリルドロータ—ですが、この機会に前後ともスリットローターへと変更します。
上下に重ねた前後のディスクローター。
フロントは非ブレンボキャリパーのクルマですので、
重ねると前後のローター外径はほぼ同サイズどなります。
リアのブレーキが大きいクルマってカッコいいですよね。
もっとも、大切なのは性能ですが。
今回はブレーキホースもステンメッシュを新調します。
ですので「キレイにしてから組み直したい」という思いから、
ブレーキラインを切り離すついでに、キャリパーも取り外して清掃します。
ご覧の通り、細部までビッシリと黒ずみ汚れが蓄積しています。
イエローなので、汚れも鮮明に目立ってしまいます。
●作業前
●作業後
ローターは大きくて新品、キャリパーもキレイに。
そしてSessA低ダストパッド。
とても良い感じに仕上がっています。
フロント側も同様の仕上げを行っています。
ホイールの隙間に覗く、美しいブレーキシステム。
この感じが好きです。
ハードに走り、変色したキャリパーもカッコいいですが、
一般的にはやはりキレイな方がお好みかと。
足元が美しいクルマは、その佇まいも美しい。
そんな風に感じるのは私だけでしょうか。