V6エンジン、カムカバーからオイルが漏れ、オリジナルガスケット作成、テスト中
RS UNOの星野です。
シトロエン・プジョー。V6エンジンのカムカバーからオイルが漏れる事は、承知の事実です。
ご存じのように、ガスケットのみでは部品の供給がありません。
そう、オイルが漏れたらカムカバー本体の交換になります。
V6フォーカムですのでカムカバーは4枚あります。
いずれも1枚20000円弱と少々金額が張ります。
そして現在、一番奥のアルミ製のカムカバーは生産終了で、手に入りません。
他3枚はまだ供給されていますが、時間の問題で生産終了になる事でしょう。
そこで、既にアルミ製のカムカバーのガスケットはオリジナルで作成しまして
お客様のおクルマや、専門の修理工場様からのご依頼で販売しておりましたが、
樹脂製のカムカバーは溝にぐるっと一周埋め込むタイプのガスケットで、作成には
金型を作ると言う大きな出費が必要な為に断念していました。
前側の2枚です。
後側の2枚です。
今回、金型を作らずにガスケットを作ってみました。
製造元のアドバイスを頂き、難しく考えすぎていたと気ずかされました。
写真の中の裏側を見せているカバーが試作品のガスケットを取り付けた物です。
これを取り付けてしばらく走行テストをしまして、オイル漏れがなければ完成です。
テストが上手く行くといいなあ~~。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)