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ボルボ850 ユニット販売終了のABSを修理 安心の7年保証


こんにちは、Jスクエアです。
ボルボ850のABS警告灯点灯でご相談をいただきました。

今までにディーラーさんで3-4回ほどABSユニットの交換をされているそう。
今回は部品の供給が終了してしまったため、オーバーホール対応のできる
Jスクエアにご依頼いただきました。
 
 

ボルボのABSユニットの壊れ方


ボルボのABSユニットは
 ・基板のコンデンサー
 ・トランジスタ
 ・IC回路のハンダ剥離
 ・カプラー端子部分のハンダ剥離

といった壊れ方をします。

ヨーロッパ規格の自動車部品に使用するハンダは、環境の観点から
鉛フリーのハンダ使用を義務づけられているため、昔ながらの共晶ハンダ(鉛)が使えません。
鉛フリーハンダは環境には優しいですが、融点が高く、ハンダのぬれ性が低いため
施工時や施工後の不具合が起こるリスクが共晶ハンダよりも高くなっています。
一方、共晶ハンダは融点が低く基板に優しく、ハンダの流れも良いため、
施工性が良好で、より精度の高いハンダ付けができるメリットがあります。
 


今回のボルボでは以下の警告灯が点いていました。
 ・ABS
 ・TRACS(トラクションコントロール)

 
 

ABSユニット取り外し〜修理


ABSユニットはエンジンルームの助手席前にあります。


こちらのABSユニットを修理します。


ボルボのABSユニットはコンデンサーの不具合が多く、部品の交換が必要です。
コンデンサー交換には専用のハンダゴテを使用します。


こちらのコンデンサーに交換します。


専用テスターで基板のチェックを行い、オーバーホールは完了です。
 
今回はディーラーさんで部品供給が終わっていたため、弊社にご依頼いただきました。
いままでも5年に一度ほどの頻度でABSユニットの交換をされていたようです。
ハンダの寿命が短い、コンデンサーの耐熱・耐久性が低いなどの要因での故障です。
ですので、少しコストはかかりますが、耐久温度も高いハイグレードな部品を使用することで
耐用年数も大幅に伸ばすことができます。
弊社では7年間の保証を付けておりますが、その倍ほどは部品の機能を維持できるように施工しています。

ABSユニットの供給終了でお困りの方も、お気軽にご相談ください。

株式会社 Jスクエア

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