GF型スバル・インプレッサ・ワゴンのABS修理 部品廃番ながら基板修理で復活
こんにちは、Jスクエアです。
今回はGF8型スバル・インプレッサ・スポーツワゴンWRXのABS修理を承りました。
ABS警告灯が点灯してしまい、スバルディーラーさんで故障診断をしてもらったところABSの不具合と判断。
しかしながら、このクルマ用のABSユニットの部品はすでに製造終了となっており、
問題が解決できなかったため、Jスクエアにご相談いただきました。
診断
・RL ホールドバルブ故障
診断機を接続して診断を行うと、上記の故障コードが入力されていました。
このケースでしたら、基板修理で修理することが可能です。
ABSユニット取り外し・修理
GF8型インプレッサのABSユニットは右ヘッドライトの後ろに装着されています。
これが今回修理するABSコントロールモジュールです。
モーターの方は故障していないため、ブレーキ配管を外すことなく作業できます。
そのため、今回はブレーキのエア抜き作業は発生しません。
取り外した基板を顕微鏡で拡大して異常か所を探していきます。
ホールドバルブの配線が経年劣化で腐食して外れていました。
基板に充填された保護用のゼリー状コーティング剤を除去して
9本の配線をやり直します。
接続部分の端子は5mmほどなので、特殊形状のハンダゴテを使用します。
ハンダ付けする部分には金が使用されているので、加える熱量を誤ると
一瞬で溶けてしまいます。そのため、ハンダ濡れ性(流れやすさ)を
通常の50%多くして、温度管理を行った上で施工を行います。
無事に基板の修正が完了し、ABSも正常に機能するようになりました。
素敵な笑顔のオーナー様と記念撮影。
今回ご来店のお客様もそうですが、インプレッサのオーナー様は
クルマを大切にされている印象が非常に強いですね。
修理後に「直って本当に良かった〜」と非常にお喜びでした。
この時がABS修理をしていてよかったなぁ〜と感じる瞬間ですね。
この度は修理のご依頼、ありがとうございました。
インプレッサに限らず、メーカーでのABS部品製造終了でお困りのオーナー様は
お気軽にJスクエアまでご相談ください。
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