PSA / BMW系 1.6Lターボエンジンの不調 ターボソレノイドバルブ破損 シトロエンC5のケース
こんにちは、RS-UNOの星野です。
シトロエン/プジョー/BMWミニなどの多くの車種に搭載されている1.6Lターボエンジン。
メーカーや車種の仕様により様々にチューニングされています。
今回はシトロエン C5サルーンの156PS仕様(5FV)のエンジン不調です。
高速走行中にエラー表示が出て、アクセルを踏んでも力なく加速しないとのこと。
クルマを止めてしばらくして再始動、帰路につくと警告灯は点灯したままですが
クルマは正常に戻ったそうです。
しかし、エンジンを3000rpm以上回すと、再び「ピッ」と警告音が鳴り、
加速しなくなったそうです。
診断すると、P0039の故障コード。
ターボソレノイドバルブ不良と出ました。
同型のエンジンのオーナー様ですでに経験されている方も多いと思います。
外してみるとバルブ外側の円筒形の樹脂部品が割れて剥離しています。
過去にはバルブの頭が取れているものもありました。
とりあえずテスト用バルブに交換し、乗っていただきました。
2日後にお客様から何も問題ないとのご連絡をいただき、
あらためて新しい部品を発注しました。
このクルマは10万kmを超えていたので、部品の寿命だったと思います。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)