メッツスピードの鞍貫です。

本日は1989年製ポルシェ944を復活させるべく車両を回収してきました。

今回の作業はお客様より置きっぱなしの944を動かせるようにとの御用命。

栃木県まで回収に向かいます。

10数年砂利の駐車場に置いてあるとの事を想定し、携帯空気入れ等もてる工具も持参で向かいました。

今回は集合駐車場との事で、他の車の出入りのご迷惑を最小限に。

迅速なローダー作業が要求されます。

到着後、現地調査し作戦を考えますが隣の車は近いし中々の出入りが多い感じです。

何とか駐車場内にローダーを入れ、初のローダーに対して直角停車の車両積み込み作業開始。

持参したコンプレッサーでぺちゃんこのタイヤに空気を入れ・・・入らない。

エアバルブが朽ちていてエアが入らない箇所が2か所。

幸いフロント2本がエアが入ったので、ハンドルを少しずつ切り進め・・と思ったらサイドブレーキが張り付いてロックしている事が判明。

下が砂利でμが低いためグリップしてくれません。

手持ちのタオルを濡らし、砂利を掻いて地面にタオルを敷いて再トライ、『カキン』といい音がしてブレーキがフリーになりました。

トライアンドエラーの繰り返しと、近隣皆様の多少お邪魔にはなりましたが何とか直角ウインチ作業も完了。

無事車両を工場まで持ち帰ることが出来ました。

先ずはタイヤが転がるようにタイヤ交換し、エンジンが掛かるところまで迅速に作業を進めます。

ポルシェ944も希少車になってまいりました。

不動車の復活はお早めに。笑